2020年グッドデザイン賞「白川河川激甚災害対策特別緊急事業(龍神橋~小磧橋)」

本事業は、熊本県白川において平成24年7月に発生した九州北部豪雨により被災した区間(龍神橋~小磧橋の約1.6km)の堤防整備を行ったものです。堤防道路の「回遊性」や「アクセス性」、死水域をオープンスペースに活用した「空間多様性」、防災拠点を併設する「安全・安心性」の4つを基本方針として進められました。審査において「激特事業の制約の中、場所に応じたまちと川をつなぐ空間づくりをしていること」が評価されています。この受賞は、熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター 景観デザイン研究室と当社を含めた建設コンサルタント7社によるものです。